和歌山はMINOLTAの創始者の田嶋さんの生まれた場所で、
結構MINOLTAユーザーが多かったんです。
そんな中で僕はMINOLTAの良さがわからずに仕事はCanonでプライベートはPENTAXを使っていました。
ただある時にEOS-1Nの外部ストロボのバッテリーが無くなって、
友人カメラマンのα-9が内蔵ストロボだったので借りたんです。
そこで「えっ!」と衝撃を受けました。
とにかく握りやすくてファインダー覗いたまま咄嗟に操作できて、
そのファインダーも別世界のようにクリアで見やすい!
これ以来MINOLTAを使うようになりました。
そしたらMINOLTAって「これ使ってみて下さい」っていってきて「悪い所を教えて下さい」って言うんです。
それは僕だけじゃなく写真家の竹内敏信さんや社内の女性のバイトさんにも聞いて
直してまた聞いてを繰り返して「誰もが使い易くするんです」って聞いてまた感動しました。
3日置きに修正して持ってくるんだから寝てなかったんじゃないでしょうか?
そんなわけでMINOLTAと縁が出来たんですが、
決定的だったのは東大阪のピアノの発表会のイベントでした。
単独と連弾があるので二台で位置を変えて撮影するんですが、
「おかしい!」とおもったんです。
案の定、シャッターがバラバラになってまして、
一台を二本の三脚に付け替えながらのあわただしい撮影になった所でMINOLTAの営業さんに泣く泣く電話。
すると夜の九時に関わらず二台、もってきてくれて僕のセッティングに合わせて手渡してくれたんです。
その時はもう感動やから嬉しいやら抱きつきそうでした(T_T)
しかも最後まで残ってくれて、見届けてくれて、撮影終わった最後の一言が
「お役に立てて良かったです、カメラマンはちゃんと撮って当たり前、大変ですからね…」と気遣ってくれて、
あんたの方が大変やろっ!って思いました。
とにかくもうその時から「一生αで撮っちゃる!」っ決めたんです。(^_^)
まぁただ約束もない自分の中の話ですが。

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僕は、小学校6年生の時に祖父からα7000譲り受けました。今では、銀塩αを7台所有しています。あのボディ位の質感と他社とは比べ物にならないファインダーが好きです。
最近、フィルムの種類も減ってきたので、デジタルを買おうと思い、店でα77を触ってきました。
がっかりでした。いかにもモニターを見ている感満載のファインダー。
αの長所をバッサリ捨ててしまったようなカメラでした。そのあとは、α900が気になって、中古店で触ってきたのですが、やっぱり、あのファインダーです。ですが、学生で資金面が厳しいので、結局、α700にしました。ですが、気に入っています。77なんかよりは、使っていて気持ちいです。なので、僕は、ずっとαを使って行きます。SONYがたとえOVF機を出さなかったとしても。プロじゃないから言えることなんですけどね。生意気言ってすみません。
PS.価格.comのα900のとこにいた方ですよね?